アフリカで2番目に高いケニア山麓のニエリ生産地区の小規模農園が集まって、オタヤ農協を形成しています。
中でも特に標高が高い2,000mに位置する「ガチュヤニ・ファクトリー」と呼ばれるウォッシングステーション(生産処理工場)には、ガチュヤニ村近隣の小規模農園からのチェリーが集まっています。
この工場では、持ち込まれたチェリーを果肉除去、発酵槽処理のウォッシュド加工した後、アフリカンベッドで天日乾燥します。その後、隣接するドライミルで脱穀作業を行い仕上げます。
ここで生産されるコーヒーのほとんどは「SL28」「SL34」という栽培品種で、このSL種とは世界初のコーヒー研究機関「スコット研究所」で生産されたブルボン種の改良種で、乾燥に非常に強い特徴を持ち、この地域独特のフレーバーを生み出しているといわれています。
〇基本情報
国 ケニア
エリア ニエリ地区
農園名 オタヤ農協
標高 約2,000m
品種 SL28、SL34
収穫 手収穫
精選 ウォッシュド
乾燥 天日乾燥