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小川珈琲|業務用オンラインショップ

ABOUT HANDLING OF GREEN BEANS

コーヒー生豆の取り扱いに関して

■コーヒー生豆に関する特約

・コーヒー生豆が海外輸入品であることに鑑み、異物が混入している場合があります。
・コーヒー生豆は、輸送上の揺れやその他の不測の事態によって、内装袋の破れ等が発生している場合があります。
・コーヒー生豆は農産物であり、同銘柄・同ロットでも品質や味わいが異なる場合があります。
・コーヒー生豆は高温多湿を避け、冷暗所で保管する必要があり(15℃±2℃以下かつ適切な換気を要する)、また、長期間同じ保管状態にならないよう月に何回か上下や配置を変える必要があるため、これらに反する保管方法によって虫が発生する場合があります。
・コーヒー生豆は長期保存によって、豆が変色し、変色に伴い風味が変化する場合があります。

■コーヒー生豆の特性

・コーヒー生豆は農産物なので、同銘柄・同ロットであっても、品質や味わいが異なる場合があります。
・コーヒー生豆は生鮮食品に該当するため、 賞味期限はありません。
・コーヒー生豆生産国は、多くが発展途上の過程にあることからその精製技術の水準が大変低く、頻繁に異物が混入されたコーヒー生豆が輸入されているのが現状です。
・商品形態が麻袋の場合は、海外より輸入した状態で、港湾の定温保管された倉庫より直接お客様の元へ 発送するため、当社では異物除去作業は行っておりません。異物の混入の恐れがございます。
・商品形態が小分け袋の場合 は、X線異物検出器による硬質異物の検査を実施していますが、当該検査で検知できない異物(植物に由来するもの、例えば、小枝、葉っぱ、トウモロコシ等) に関しましては混入の恐れがございます。
小分け袋は、梱包の都合により脱気した充填形態で出荷させて頂いておりますが、輸送等の影響により袋の形態が緩くなる場合や袋の破れや汚れが発生している場合 がございます。
・コーヒー生豆は虫害を受ける可能性のある食品です。保管場所の温度環境により虫害の発生の可能性があります。弊社工場では、防虫対策として以下の内容を実施しています。
 *工場内の昆虫類の定期的な生息調査の実施(月1回)
 *工場内のメイガ捕獲用フェロモントラップの設置とモニタリング(月1回)
 *生豆倉庫の清掃(床の掃き掃除:毎日)

■コーヒー生豆の発送までの所要日数

・当社営業日の午前7時までにご注文いただきますと、在庫がある場合、当日出荷します。土曜日・日曜日・祝日及び当社の取り決める休業日にいただいたご注文は、翌営業日の出荷が最短となります。
・在庫のない商品や手配品の商品をお求めの場合は、受注日から数日後の商品お届け最短日にて出荷します。ただしこれらの商品は社会市場・手配状況によって変動する場合がございます ので必ずお届け日に届けると確約したものではありません。
・ご注文内容や所定の項目に不備もしくは誤入力等があり、もしくはご登録事項に変更があったにもかかわらず変更登録が完了していないため、当社で通常の受注処理ができない場合、また交通事情等運送上の理由、年末年始、中元歳暮時期、夏期休暇中、悪天候、その他の事情により、規定の日数でお届けできない場合があることをユーザーはあらかじめ了承するものとします。ユーザーは、このような事態も想定した上で、商品等のご注文をするものとします。
・ユーザーのインターネット接続環境により、ユーザーからのご注文の送信時刻と当サイトでの受信時刻にタイムラグが生じる可能性があります。この場合、当社での受信時刻をもってユーザーのご注文の時刻とさせていただきます。
・大口受注、ご注文の商品についての在庫不足、お見積り商品等については、別途個別にお届け日をご連絡いたします。

■保管方法 

・コーヒー生豆は、高温多湿を避け、冷暗所にて保管してください。
・温度が低い方が経時変化を抑えられますが、低温の方が高湿になりやすく、湿度管理に注意が必要です。(湿度は60%を超えないのが理想とされています)
・湿度が高すぎる場合、吸湿や微生物の増殖による変色、成分変化、オフフレーバーの発生の可能性があります。
・参考として、輸入したコーヒー生豆を港湾にある定温倉庫で保管する場合15℃前後に設定されています。
・保管場所が高温になった場合には、 虫害発生の可能性がございます。保管状態には十分にご注意して下さい。

■コーヒー生豆の返品について

コーヒー生豆のご返品に関しましては、お受けできる場合と お受けできかねる場合がございますのでご了承ください。

〇コーヒー生豆のご返品をお受けする場合
・輸送時における汚染や破袋による量目の減量が発生した場合。

商品到着後7日経過した場合については返品をお受けしかねますのでご了承ください。

〇コーヒー生豆のご返品をお受けできない場合
・小分け袋について、充填形態が緩んだ状態の商品はご返品をお受けできかねます。
※弊社ではコーヒー生豆の特性より、以下の事象に関しまして、コーヒー生豆のご返品に関しましては、お受け致しかねますので予めご了承下さい。
・虫等を含む異物混入については、ご返品をお受けできかねます。 

■参考:コーヒー生豆の代表的な害虫

●メイガ:
熱帯から温帯にかけて広く分布し、日本では北海道から沖縄まで分布しています。
30℃前後の温度帯が活発な温度帯となり成虫の発生は、日本では4月-10月まで見られ、寿命は1週間程度と短く、この間に200個程の卵を食品やその周辺に産み付けると言われており、一度発生すると完全に死滅させるのは非常に難しい害虫です。

●シバンムシ:
代表種であるタバコシバンムシの成虫は体長2~3㎜程度で、赤褐色をした楕円形をしています。日本を含む世界各地に分布しており、国内でも全土に生息しています。乾燥貯蔵食品の大害虫として知られており、穀類、タバコ、豆類、乾燥果実、藁などの乾燥植物質を特に好んで食害するだけでなく、鰹節や皮革等の動物質のものや、パン、ビスケット、乾麺等の加工食品まで幅広く加害します。なお、齧る力が強いため、包材を穿孔して侵入することが可能です。

●ヒョウホンムシ
シバンムシに近縁の科で,乾燥動植物質を食し,家屋や食料貯蔵庫などで多く見つかります。体長2.5~3mm。年2~3回発生.卵から成虫までの成長に50~70日(30℃) を要し,羽化した成虫はマユの中に10~20日位とどまります。5~7月にかけて多く発生し、幼虫で越年、一部成虫も越年します。乾燥動植物質および加工品を加害しますが、一般住宅や事務所・ビルのカーペットや天井裏などでも発見されます。