コスタリカ国内でも、サンタルシア農園のあるウエストバレー地区はコーヒー栽培の有名なエリアの一つです。
環境保護の意識が高いコスタリカでは、コーヒー農園でも農園敷地内にコーヒー以外の植物を一定以上残す、使った水はきれいにしてから川に流すなど、自然環境に配慮した取り組みが求められます。
サンタルシア農園でもコーヒーを強い日差しから守り、土壌の維持にも効果があるシェードツリーを植えたり、自然の湧き水を使用、排水は綺麗にしてから流すなど、自然環境に配慮した、持続可能なコーヒー栽培を実施しています。農園主であるリカルド・ペレス・バランテス氏はコスタリカでも早くに単独の小規模精選設備を作り、収穫から精選までスムーズに作業できるよう整備するなど、自分が作ったコーヒーの品質向上に取り組んでいます。
また自分たちだけではなく、近隣の農園もその設備を使えるようにして、地域全体のコーヒー品質向上、生活向上に貢献しています。
〇基本情報
国 コスタリカ
エリア ウェストバレー地区
農園名 サンタルシア農園
農園主 リカルド・ペレス・バランテス(Ricardo Perez Barrantes)
標高 1,700~1,750m
品種 カトゥーラ、カトゥアイ
収穫 手収穫
精選 パルプドナチュラル
乾燥 天日乾燥(パティオとアフリカンベッド)