ホンジュラスの南西部エリア、ラパズ県に所在するマルカラ地区の農協です。この地区はコーヒー産業で栄えた街として、ホンジュラスの「コーヒーの首都」とも呼ばれています。
コムサ組合は生産者組合として設立。後に輸出業者として登録され、さらに株式会社となり現在に至っています。
各農家から集荷したドライパーチメントはコムサ組合自社の精選工場で選別を行い、コムサ組合が輸出業者となって輸出を行っています。
コムサ(COMSA)とは、“Cafe Organico Marcala S.A.”の略称で、その名称に“Organico”(オーガニック)が入るほど有機栽培に注力しています。農薬の使用を抑えながら高品質を維持する工夫や、渡り鳥の休息地となる原生林を保持した農園経営など、環境面のサステナビリティを重視したコーヒー生産を行っています。また、マルカラの地域に強く根付いていて、子どもへの機会提供や地域おこしなどにも広く貢献しています。
風味としては、ホンジュラスの中でも優れているとされ、キャラメルのような甘味とクリーンさが特徴です。
〇基本情報
国 ホンジュラス
エリア ラパス県・マルカラ地区
農園名 コムサ農協
標高 1,200~1,800m
品種 カトゥアイ、イカトゥ、他
収穫 手収穫
精選 ウォッシュド
乾燥 主に機械(組合員による)
認証 有機JAS、国際フェアトレード認証