グアテマラの伝統的なコーヒー生産地区で有名なアンティグアにあるラフォリー農園。
しかし、2000年ごろまでほとんど管理がされておらず、荒廃した状態でした。この農園を所有しているフランス人のペニー姉妹が、農園を復興させるため、その地域で長年コーヒー生産に取り組んでいるルイス・ペドロ・セラヤ氏に農園管理を委託。彼が農業やコーヒー栽培の勉強に励み、自身の知見に基づき農園の立て直しに成功。現在では農園管理者として農園の経営、管理を受け継ぎながらも、豊富な知識と経験を活かしたコーヒー生産に取り組んでいます。
その一つとして行っているのが、コーヒーの木と一緒にシェードツリーを植え、その木陰を活かしたコーヒー栽培です。シェードツリーは直射日光に弱いコーヒーの木を日差しから守り、土壌の湿度を適度に保ち、落ち葉は肥料となる利点があります。彼はきっちりと区画分けした管理を行い、周囲の火山がもたらした豊かな土壌とシェードツリーを活用して、高品質なコーヒーを生産しています。
〇基本情報
国 グアテマラ
エリア アンティグア地区
農園名 ラフォリー農園
農園主 ルイス・ペドロ・セラヤ(Luis Pedro Zelaya)
標高 1,500~1,600m
品種 ブルボン
収穫 手収穫
精選 ウォッシュド
乾燥 天日乾燥+機械乾燥